S & C

大切な人と共に過ごす日。
物静かでクールな印象の中に、やわらかな物腰と穏やかさをあわせ持つ新郎様。
お仕事ではご自身の夢を叶えられ、その進む道に迷いのない姿がとても印象的でした。
そして、凛とした美しさを纏う新婦様。
しなやかな芯の強さを持ちながらも、ふとした瞬間に見せてくださる柔らかな笑顔に、新郎様が惹かれた理由が自然と伝わってくるようなお方でした。
そんなお二人が迎えられたのは、ご家族との時間、ご友人との時間、そのどちらもたいせつに過ごすための二部制の結婚の日。
1日目。
この日はお二人だけでのチェックイン。
荷物をほどきながら翌日に向けた準備を進め、ゆったりとした夜を過ごされました。
2日目。
朝から気持ちよく晴れた空のもと、ウェディングドレスとタキシードに身を包み、お二人での写真撮影が始まります。
やがてご家族の皆様も集まり、お二人の晴れ姿を嬉しそうに眺められていました。
撮影後には、お二人ご自身が玄関に立ち、ゲストをお迎えします。
“両家のお家”へ招き入れるように交わされる「いらっしゃい」の言葉。
驚きながらも笑顔になるご親族の皆様の姿が印象的でした。
ご披露宴は、新婦お父様の乾杯のご発声でスタート。
お二人からそれぞれのご親族をご紹介いただきながら、和やかな顔合わせの時間が流れていきます。
また、「自分たちのことももっと知ってもらいたい」という想いから、ご兄弟による新郎新婦紹介のお時間も。
幼い頃の思い出や、ご家族だからこそ知るエピソードに、自然と笑顔が広がります。
引き出物マルシェや生い立ちムービーを囲みながら、ゆったりと進む食事の時間。
結びには、親御様へお手紙と花束をお渡しされ、感謝の想いを伝えられました。
そして2部の披露宴では、ご友人の皆様を再びお二人が玄関でお迎えします。
「本人たちが迎えてくれるんだね。」
そんな言葉とともに始まった時間は、どこか友人のお家へ遊びに来たような、距離の近い空気感に包まれていました。
お庭での挙式では、お子様たちによるフラワーシャワーの花道の中、新郎様がご入場。
お母様によるジャケットセレモニー、新婦様のお父様とのご入場、お母様によるベールダウンと、ご家族との時間をたいせつに重ねていきます。
結婚証明書としてご用意されたのは、お二人が三浦海岸で集めてこられたシーグラスや貝殻たち。
ゲストの皆様に好きなものを選んでいただき、お名前とともに貼り付けて完成させる、世界にひとつだけの証明書でした。
ご友人とのご披露宴では、お食事や会話を楽しみながら、お二人による鯛へのピーナッツオイルの香り付けの演出も。
デザートタイムにはお庭に焚き火をご用意し、マシュマロを焼いたり、コーヒーを片手に火を囲んだりと、思い思いの時間を過ごされていました。
結びには当日のエンドロールを上映。
その後もお開きは設けず、自然と二次会へ。
「こんなに長く一緒に過ごせると思わなかった。」
「結婚式でこんな気持ちで帰ることって、なかなかないよね。」
お見送りの際、ゲストの皆様から聞こえてきたその言葉が、この結婚の日を物語っているようでした。
3日目。
ご宿泊されたご兄弟の皆様と朝食を囲み、穏やかな朝の時間を。
皆様を見送ったあとは、お二人だけで静かに余韻を味わわれていました。
大切な人たちと、長い時間を共に過ごすこと。
その何気ない豊かさを、お二人の結婚の日を通して改めて感じさせていただきました。
Season:2026年春
Guest:63名
Photo:HYO










