N & Y

つながっていく、結婚の日。
令和7年7月7日。おふたりは、夫婦として新たな一歩を踏み出されました。
この日を迎えるまでに、おふたりはたくさんお話をして、たくさんぶつかり合いながら、それでも同じ方向を見て歩んでこられました。時にはふざけ合い、笑い合いながら重ねてきた時間の中で、「これからも一緒にいたい」と思える関係を築いてこられたのだと思います。
結婚はおふたりだけのものではなく、それぞれがこれまで大切にしてきたご家族の存在があってこそ成り立つものです。遠く離れた場所で生まれ育ってきたおふたりが、こうして同じ場所に立ち、これから一緒に歩んでいくことを決めたことは、とても大きな意味を持つ出来事だったのではないでしょうか。この結婚の日をきっかけに、その実感が少しずつ形になっていくような、そんな一日が始まりました。
おふたりがこの場所を選ばれた理由のひとつに、鎌倉という場所への想いがありました。大好きなドラマの舞台でもあったこの街で、「こんな家族になれたらいいね」と話していた時間があったからこそ、その続きを自分たちの現実として過ごしたいという想いが、この結婚の日には込められていました。
また、「友達の友達も友達になれたらいい」という想いも大切にされており、それぞれの大切な人たちがひとつの場所に集まり、同じ時間を過ごすことで、自然とつながっていく一日にしたいと考えていらっしゃいました。
晴れやかな空の下で始まった一日。
この日、おふたりはお互いにサプライズを用意されていました。新婦様から新郎様へは、おふたりのこれまでの思い出を詰め込んだオリジナルの双六とお手紙が贈られました。一方で新郎様から新婦様へは、桜のブーケとお手紙が手渡されました。
おふたりは桜の木の下でプロポーズをされたこともあり、桜はとても大切な存在でした。そのため、宣誓の場所も桜の下にこだわって準備を進めてこられました。想いを込めて選び続けてきたその場所で、改めて言葉を交わされた時間は、おふたりにとっても特別な意味を持つものになったのではないかと思います。
お互いのことを想って準備してきたその時間もまた、この結婚の日をつくる大切な一部でした。
挙式では、ご家族に見守られながら、おふたりは一歩一歩進んでいかれました。ご両親にエスコートされての入場や、ベールダウンの時間を経て、ご家族6人で手をつなぎ、並んでお辞儀をされた瞬間には、おふたりが家族としてつながっていくことを強く感じさせる空気が流れていました。
誓いの言葉は、おふたり自身の言葉で届けられました。その言葉は決して飾られたものではなく、これまでの時間とこれからの想いがまっすぐに込められたものでした。誓いのハグや、ゲスト一人ひとりの手を通して届けられたリングリレーの時間を通して、この結婚の日が「みんなでつくる一日」であることが自然と伝わっていきました。
披露宴では、和やかな空気の中で、にぎやかな時間が広がっていきました。
ご友人やご家族を迎えるにあたって、おふたりが大切にされていたのは、ひとりひとりが心地よく過ごせる空間をつくることでした。
事前にゲストの皆さまの足のサイズをお伺いし、お一人おひとりに合わせたスリッパをご用意したり、お互いの名前がわかるようにと、ゲストご自身に名前カードを書いていただく時間も設けられました。そのひと手間によって自然と会話が生まれ、初めて顔を合わせる方同士でも、少しずつ距離が縮まっていく様子が見られました。おふたりが大切にされていた「つながり」は、こうした細やかな心配りの中にも、しっかりと表れていました。
披露宴の始まりには朝出来立てで焼き上げたフォカッチャの入刀を行い、ゲストの皆さまへ届ける場面では、自然と会話が生まれ、会場全体にあたたかな一体感が広がっていきました。流しフルーツポンチや自己紹介クイズの時間には、初めて顔を合わせる方同士でも笑い合う姿が見られ、それぞれの関係が少しずつ交わりながら、新しいつながりが生まれていく様子が印象的でした。
結びのお見送りの時間には、おふたりがひとりひとりと言葉を交わしながら、感謝の気持ちを丁寧に伝えていかれました。この日を通して生まれたつながりや、深まった関係が、これから先も続いていくことを感じさせるような、あたたかな時間でした。
その後の二次会でも、おふたりはしっかりと皆さまに楽しんでいただけるよう、イベントまでご用意されていました。披露宴とはまた少し違った、より近い距離感の中で交わされる会話や笑い声に包まれながら、会場は終始にぎやかな空気に包まれていました。一日の締めくくりまで、おふたりらしく、誰かを想いながら過ごされていたことがとても印象的でした。
夜はご家族で食卓を囲みながら一日を振り返り、ゆっくりとした時間を過ごされ、ご家族とのお時間も大切に過ごされました。
そして迎えた翌朝は、特別だった時間が少しずつ日常へと戻っていくような、穏やかな空気に包まれていました。「今日も楽しかったね。またみんなで集まりたいね。」そんなふうに思える時間を過ごされたことが、おふたりがこの結婚の日に込めていた想いそのものだったのではないかと感じています。またいつか、この場所でお会いできる日を楽しみにしています。そのときには、この日の続きを一緒に重ねていけたら嬉しく思います。
Season:2026年春
Guest:40名
Photo:HYO





