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Y & U

ひとつひとつを重ねた結婚の日。

何かを決めるたびに「これでいいかな」ではなく、「どうありたいか」を丁寧に考えていらっしゃるご夫婦。

お二人が結婚の日を選んだ理由は「自分たちらしく、自由に過ごせる日」だと感じられたからでした。誰に、どんな時間を過ごしてほしいのか。どんなふうに言葉を届けたいのか。その積み重ねが、お二人の結婚の日をつくっていたように思います。

たくさんのゲストをお招きされる中で、お一人おひとりとの時間を大切にしたいという想いから、お二人は二部制というかたちを選びました。

一部披露宴はご家族のみでのお食事。お母様がかつて着ていたお洋服を身に纏い、これまでの時間を受け取りながら過ごされる姿がとても印象的でした。お二人が司会を務めながら進める空間は、飾りすぎず、それでいてあたたかく、ご家族一人ひとりに向ける視線や言葉の選び方に、これまでの関係性がそのまま表れているようでした。

挙式は全員揃ってガーデンでのお時間。ご友人も参加し、その場にいる全員で見守る時間になっていました。そしてご友人との二部披露宴。ぐっと空気がほどけて、にぎやかな時間が広がっていきます。中でも印象に残っているのは、お餅つきの時間でした。気づけばたくさんの方がお庭に出てきて、「よいしょ、よいしょ」と声を掛け合いながら、自然と輪ができていきました。最初は見ていた方も、気づけばその輪の中に入り、また次の人へとつながっていき、お二人が思い描いていたみんなでつくる時間だったように感じます。

つきあがったお餅は、コース料理の結びにみたらし団子として提供をし、そんな流れまで含めて、とてもお二人らしいご提案でした。

たくさんの準備を重ねてきたからこそ、当日はその場にいる全員がまるでお二人のお家に遊びにきたかのように自然体で過ごしていました。

翌朝は、ご家族と囲む朝食の時間。言葉は多くなくても、それぞれが同じ時間を振り返っているような、そんな穏やかなひとときで、この二日間がすっと日常の中に溶けていくように感じられました。

お二人が丁寧に重ねてこられた時間の先に、この二日間の延長のように、これからの時間も続いていくのだと思います。

Season:2026年春
Guest:60名
Photo:佳歩

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