T & M | MAYA結婚の日 公式サイト
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T & M

お茶の味が、記憶のかたちに

初めてお会いした時から、どこか穏やかで空気が心地よくなるようなおふたり。
「似ていないけど似ている」──そんな言葉がぴったりなご新郎ご新婦は、まるで波長が同じリズムで揺れているような、安心感と親しみを感じさせてくれるご関係でした。

おふたりが選んだ結婚の日のテーマは、「T&Mスペシャル」。
ご自身たちの働く場所である場所をもじったユニークなコンセプトには、おふたりらしい遊び心と、“お互いと、そして大切な人と過ごす時間を何より大事にしたい”という真っ直ぐな気持ちが込められていました。

実家のようなあたたかさに包まれて─結婚の日 1日目
お昼過ぎにチェックインされたおふたりは、まずは最後の確認と引き出物の準備へ。
落ち着いた様子の中にも、明日を迎えるささやかな緊張がにじんでいました。
夜にはご新郎側のご家族がMAYAに集合。ご両親、ご兄弟に加えて、おじいさま・おばあさままで揃い、まるで“夏のお盆”のような賑やかさに。おばあさまは、スタッフとも自然に会話を楽しんでくださいました。
夕食はBBQスタイル。氷水で冷やしたトマトやきゅうりをたらいに浮かべて──
「まるで夏の実家に帰ってきたみたい」。そんな一言がぴったりの、あたたかな夜になりました。

想いを“お茶”に込めて─結婚の日 2日目
当日の朝。
お花の知識が豊富なご新婦さまの希望により、ブーケはご自身の手で手作りされました。苔丸さんと一緒に選んだ草花を並べながら、組み合わせや色味にこだわる時間は、おふたりらしい穏やかさと繊細さがあふれていました。
挙式でのハイライトは、“結婚証明のお茶セレモニー”。
受付時に、アールグレイや黒豆茶など好きな素材を選び、おふたりのためだけのオリジナルブレンドをゲスト全員で作成。
挙式の中で、ご新郎のお兄様とご新婦の弟様からそのお茶を新郎新婦の元へお持ちいただき、注いでいただきました。
その場で乾杯しながら「一緒に味わう」ことで生まれた証明は、味覚と心に刻まれる、忘れられないセレモニーとなりました。
披露宴は立食スタイルで。自由に歩き回りながら、ゲスト一人ひとりと会話を楽しむおふたりの姿は、とても自然体。
お庭ではお肉を焼き、その場で振る舞うなど、海外のホームパーティーのような温かさと、フレンドリーな雰囲気に包まれたひとときでした。
披露宴の締めくくりでご新郎が男泣きされた場面。
それを見たご新婦も自然に涙を浮かべ、周囲のゲストやスタッフにも想いが伝播していった時間は、まさに“結婚の日”の結びにふさわしい瞬間でした。

余韻を分かち合う流しそうめん─結婚の日 3日目
最終日には、泊まられていなかったご友人も再びMAYAを訪れ、流しそうめんで締めくくりました。 お見送りの時間には立ち会えなかったものの、スタッフに届いた写真には、おふたりとご友人たちが心から楽しむ笑顔が溢れていました。

今回のおふたりのこだわりは、「ゲストとの自由な時間を大切にすること」。
あえて進行を詰めすぎず、立食形式を取り入れることで、会話や交流が生まれ、ゲスト同士のつながりまでも生まれた3日間でした。
「自由度の高さは、この『結婚の日』ならでは。やりたいことがあるなら、それを叶える方法を一緒に考えられる」。 そう感じさせてくれた、3日間。
スタッフにとっても挑戦と発見の連続であり、改めて“MAYAだからこそできる結婚の日”を教えてくれた時間でもありました。

Season:2025年 夏
Guest:60名(立食)
Photo:佐々木章裕FOTONE

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