T & N

まるでお家のような暖かな日
「結婚式」という一日ではなく、大切な家族や友人を家に招くように、ゆっくりと食事や会話を楽しみながら”ありがとう”を伝えたい。
そんな想いを胸に、おふたりが選んでくださったのは、二泊三日をかけて過ごすMAYAでの「結婚の日」でした。
初めてMAYAを訪れた時から、「ここで結婚式をしたい」と自然に思えたと教えてくださった新婦様。
ゲストとの距離が近く、まるでお家のように過ごせる空間に惹かれたこと。
そして新郎様も、いわゆる結婚式らしさではなく、大切な人たちと穏やかな時間を過ごせる場所を探していたこと。
おふたりの想いが重なり、この三日間が始まりました。
結婚の日1日目。
いつも通りの笑顔でMAYAへ来てくださったおふたり。
新婦様の変わらない優しい笑顔に、私もどこか安心したことを覚えています。
おふたりのご結婚を祝福するような青空が広がり、気持ちの良い夏の日。
ゲストの皆様をお迎えする準備を一緒に確認し、お支度へと進まれました。
お支度中、少しそわそわしながらもウェルカムスペースを整えていく新郎様。
どこか嬉しそうに、楽しそうに飾り付けをされている姿がとても印象的でした。
お支度が整うと、ご家族とのファーストミート。
「想像しただけで涙が出てしまう。」
そう話してくださっていたご家族の皆様。
ご対面の瞬間、両家の皆様が自然と歩み寄り、全員で抱き合う姿は、今でも忘れられません。
そのあたたかな時間と同時に、ゲストの皆様には結婚証明書へ刻印を打っていただきました。
刻印を打つ心地よい音が響く中、庭からは夏の始まりを知らせる蝉の声。
あたたかな拍手や笑い声が重なり、この日にしか生まれない空気がゆっくりと流れていました。
おふたりが選ばれたのは、和装で執り行う和室での挙式。
MAYAを背景に皆様で写真撮影を行い、その後は二時間半の披露宴へ。
お打ち合わせのたびに、おふたりが口にされていたのは、ご自身たちのことではなく、いつもゲストの皆様のことでした。
「楽しんでもらえるかな。」
「負担にならないかな。」
「いつものように過ごしてもらえたらいいな。」
そんな想いを込めてご用意された引き出物は、おふたりから直接お渡しするマルシェスタイルに。
おふたりが楽しむ一日というよりも、たいせつな皆様と一緒に笑い、同じ時間を共有する。
そんな言葉がぴったりの、あたたかな披露宴となりました。
お色直し後はガーデンからの再入場。
装いを変えたおふたりもとても素敵で、皆様から自然と笑顔がこぼれていました。
披露宴の後は、MAYAならではのカクテルパーティー。
お好きなドリンクを片手に、流しそうめんやおつまみプレートを囲みながら、思い思いの時間を過ごしていただきました。
夜にはお庭で線香花火を。
一番最後まで火が灯り続けたのは新婦様。
皆様からも「縁起がいいね。」と笑顔があふれ、夏の始まりにぴったりな、かけがえのない夜となりました。
結婚の日2日目。
この日は、ご兄妹七名で一つのお部屋に宿泊。
布団を一列に並べて眠る時間は、きっと幼い頃以来だったのではないでしょうか。
朝方までダイニングで過ごされたと伺い、私がお邪魔した時には、一つのスクリーンを囲んで皆様でゲームを楽しまれていました。
大人になっても、パジャマ姿で同じことに夢中になって笑い合える。
そんな何気ない時間こそが、一番「家族」を感じられる瞬間なのかもしれません。
お昼前には皆様で買い出しへ出かけ、そのままBBQを。
日常ではなかなか叶わない、ご家族だけでゆっくりと過ごす時間。
笑顔が絶えない、穏やかなひとときとなりました。
夕暮れには皆様で海へ。
きっとこの日を、この夏を、この景色や潮風の香りを、これからも忘れることはないのでしょう。
結婚の日3日目。
おふたりだけで迎えた、余韻に浸る朝。
昨日までの笑い声が静けさへと変わり、家の中には心地よい余韻が残ります。
賑やかだった二日間を思い返しながら、ゆっくりと流れる時間を過ごしていただきました。
「結婚式」という一日ではなく、
家族や友人と暮らすように過ごした三日間。
たくさんの「ありがとう」と笑顔が重なり、
MAYAは確かに、おふたりとたいせつな皆様にとっての家になっていたのだと思います。
この場所で過ごした景色や笑い声、夏の匂いが、
これから先もふとした瞬間に思い出したくなる、あたたかな記憶であり続けますように。
そしてまたいつでも、
「ただいま」と帰ってきていただける場所として、おふたりをお待ちしております。
たいせつな結婚の日をMAYAでお過ごしいただきありがとうございました。
Season:2026年夏
Guest:40名
Photo:佐々木章裕 FOTONE





