K & M

願いが込められた、一つのお家
みんなが一つの家族のように過ごしたアットホームな結婚の日
いつも明るい雰囲気のご新婦と、初対面ではあまりお話しをされなかったクールなご新郎。
正反対のようでいて、だんだんと打ち解けていくやりとりには、静かであたたかな信頼感がありました。
七夕の日、7月7日。
この日に迎えた“結婚の日”は、短冊に願いを書いたり、こどもたちが指輪を運んだり、ゲストみんなが思わず笑顔になるようなアットホームなシーンで溢れていました。
まるで“おうちに人が集まった日”のような、自然体でやさしい2日間。
おふたりと、大切な人たちが一緒に過ごした、かけがえのない時間を振り返ります。
ふたりの空気がほどけて、家族のようになる日:結婚の日 1日目
朝早くMAYAに到着されたおふたりは、最終の確認やBGM・映像チェックをしながら、ゆっくりと結婚の日をスタートされました。
選曲はすべてご新婦のセレクト。ご新郎に「ちゃんと選んだんだよ!」と声をかけるやりとりに、おふたりの仲の良さが滲んでいました。
お庭では、ファーストミートも実施。
普段あまり感情を表に出さないご新郎が、言葉にしなくても想いが伝わってきて、見守るスタッフの心もあたたかくなりました。
その後は、材木座海岸でのロケーション撮影も。夏の強い日差しの中でしたが、おふたりはリラックスした表情で撮影に臨まれていました。
挙式では、ご家族がたくさん登場。
ご新郎はお父さまからジャケットを着せてもらいお母さまからはブートニアのセレモニーを、ご新婦はご兄妹と一緒にお母さまの元へ向かい、ベールダウンを受けました。
指輪を運んでくれたのは、ご友人のお子さまたち。みんなで協力しながら挙げた結婚式は、まるでひとつの家族のセレモニーのようでした。
披露宴では、ご新婦が願っていた“七夕らしさ”を取り入れ、短冊に願い事を書いて笹に結ぶ演出も。
「家族が健康でいられますように」「足が長くなりますように」など、ユーモアと愛情にあふれた願いが揃いました。
引き出物には、おふたりが選んだ皆様違うマグカップをご用意。
木箱に入ったカップを一斉に開ける瞬間には、会場中から「かわいい!」という声が飛び交い、笑顔がこぼれる時間となりました。
ご新婦のご友人によるスピーチには、ゲストの皆様も思わず涙。
披露宴が結んだ際、スタッフの拍手の中でおふたりが固い握手とハグを交わす姿に、「今日という日」がどれだけ特別だったかが表れていました。
おうちから、だんだんと帰っていくように:結婚の日 2日目
翌朝も、ご家族と一緒にゆったりとした時間が流れました。
新郎側は宮崎、新婦側は大阪からのご家族。帰路につく時間も異なる中で、それぞれが「またあとでね」と声をかけ合いながらMAYAをあとにする様子は、まるで親戚の集まりが終わって、それぞれの家に帰っていくような、やさしい風景でした。
最後にMAYAを出ていかれるおふたりは、並んでバス停まで歩いて行かれており、背中を並べて歩く姿は、これからのふたりの暮らしを象徴するような、静かで愛おしい瞬間でした。
“一体感”が生んだ、ほんとうのアットホーム
いちばん感じたのは、「誰もが居心地よく過ごしていた」こと。
ご家族も、ご友人も、こどもたちも。
みんなが自然に笑い合い、協力し合い、おふたりのまわりに集まっていたこと。
誰も“主役すぎず”“遠慮しすぎず”、お互いにちょうどいい距離で関われる、そんな空気が広がっていました。
これからも、ふたりらしい空気を大切に、あたたかな毎日が続いていきますように。
Season:2025年 夏
Guest:27名
Photo:佳歩





