K&Y

“ありがとう”と“おめでとう”が交差した結婚の日
おふたりに初めてお会いした日から、仲睦まじい様子が印象的で、打ち合わせのたびに笑い声があふれていたことをよく覚えています。そんなおふたりが選ばれたのは、「誰に、どんな想いを伝えたいか」を大切にした、三日間にわたる結婚の日のかたちでした。家族と過ごす披露宴、自然の中での挙式、そして大切な友人たちとの楽しい時間。流れる時間の中で想いが少しずつ、でも確かに伝わっていく。そんなあたたかな日でした。
ハレの日本番は、ご家族皆さまで朝食を囲む、穏やかなひとときから一日がスタートしました。その後、おふたりはお支度を整え、会場であるMAYAの館内や材木座海岸での写真撮影へ。柔らかな光と潮風に包まれて、自然体のおふたりの笑顔が印象的でした。まず最初に行われたのは、ご家族やご親族だけをお招きしての披露宴。普段はなかなか伝えることができない感謝の気持ちを、きちんと言葉にできる時間です。お料理を囲みながら、思い出話をしたり、少し照れながら笑い合ったり。派手な演出はありませんが、その分、心の距離がとても近く、おふたりの想いが、まっすぐに伝わっていたように感じました。
ご家族との披露宴のあとは、お庭での挙式へ。
春の陽気に包まれたMAYAのガーデンには、お二人が選んだ季節を感じる桜も、ふたりをそっと見守るように用意されました。飾らない自然なペースで進んでいく式の中には、これまで周囲の人を大切にされてきたおふたりの姿勢が、にじむように表れていました。
挙式のあとは、友人たちをお迎えしての披露宴。先ほどまでのしっとりとした雰囲気から一転し、会場は笑い声と拍手でいっぱいに。ふたりを囲むたくさんの笑顔。
「派手なことはしなくてもいい。でも、心が通う時間にしたい」そんなおふたりの想いが、隅々まで丁寧に伝わってきました。
三日間という時間の中で、おふたりはそれぞれの大切な人と、しっかりと向き合いながら過ごされました。どの瞬間も、おふたりの人柄がそのまま表れたような、あたたかくてまっすぐな結婚の日でした。おふたりの三日間が、これからの人生にとって、いつまでも思い出せる“原点”でありますように。
Season:2025年春
Guest:18名+40名
Photo:佐々木章裕







