K&A

日常が特別だと感じる日。
「ちょっと華やかな日常を過ごしたくて。」
MAYAを選んだ理由をそのように話してくださったお二人に、お互いの好きなところを聞きました。観葉植物を丁寧に育ててくれることや、週末の楽しみにコーヒー豆を買って帰って来てくれること。真面目に家具を選ぶときの姿や、動画を見て大きく笑う表情。それはどれも、ふたりの「日常」に流れる時間や出来事でした。そんなお二人の結婚の日は2泊3日。
1日目。
両家の表札が掲げられた門を通り、チェックインをされたお二人。
この日はハレの日。大切なご家族や友人が集まる日です。
お出かけ前の服を決めるときのように、2人で楽しそうに選びあったドレスとタキシード。「ちょっと華やかな日常」を過ごすためのお支度がはじまります。しばらくすると、ご家族の皆さまもMAYAへ。少しだけ緊張された様子でしたが、お着物やスーツにお着替えをされ、嬉しそうにお二人のご準備を待ち侘びます。
晴れ姿になったお二人は、早速材木座海岸へ。広々とした海を眺め、いつものように2人での会話を楽しみながら撮影をします。MAYAでの撮影ものんびりと行い、穏やかな時間が流れました。
午後にはご友人の皆さまも集まります。サンルームにはお二人がご用意された観葉植物が置かれ、ゲストの皆さまにお一人ずつ土をいれて頂きました。お庭でお二人を待つゲストの皆さま。好きなお花を一輪だけ手に取っていただきお二人をお迎えします。「おめでとう」この言葉を直接2人に届けることができるほど、近い距離感で執り行われたガーデン挙式。皆さまにご協力いただいた植樹セレモニーは、お二人が仕上げにお水を注いで完成です。お二人の日常である緑がある暮らしに、またひとつ特別な存在ができ、嬉しそうに眺めるお二人。退場では、皆さまが手に持つお花を高くあげ作っていただいたフラワーアーチ。皆様の愛情が詰まったあたたかい時間となりました。
挙式が結び、ダイニングへ。お二人をよく知る共通のご友人の乾杯からはじまった披露宴。せっかく来てくれたのだから、みんなと話す時間を大事にしたい。そんな想いから、お二人ご自身でゲストの皆さまのお席まで伺います。和やかな歓談のお時間のあとには、ご友人からのお手紙や、歌のプレゼント。ゲストの皆さまがお二人を想う気持ちが溢れる披露宴となりました。
二次会では、MAYAからご用意したヌードルバーを。2種類の麺とスープ、11種類の薬味をご用意し、お好きなヌードルを皆さまに作って頂きました。お酒はMAYAがお世話になっている鈴木屋酒店さんのセレクトワイン。ワイン好きのお二人は鎌倉でのお打合せのたびに鈴木屋さんに通ってはワインをご覧になられていらっしゃいました。そんな贅沢な二次会を賑やかに過ごし、夜には宿泊されるご友人との時間。残ったお酒をテーブルに並べて時間を気にせず、語り明かします。
2日目。
夜の賑やかさは、朝の澄んだ空気に変わり、昨晩の話の続きを楽しそうにしながら朝食をとる皆さま。午後にはキッチンを使ってお昼ご飯を手作りで。普段はなかなかすることのできないちょっと不思議なご友人との日常をお過ごし頂きました。ご友人を見送られたあとには、お二人きりでのMAYAを。この日の夕食は、お二人がシェフとご相談を重ねてきた、和洋どちらの要素も楽しめるお二人のためだけのフルコース。お二人がお好きな日本酒やワインを並べ、お料理に合うお酒をそれぞれ選び、ゆったりと召し上がる贅沢な時間。ふたりだけの時間を存分に堪能していただきました。
3日目。
MAYAで暮らした「日常」を振り返り余韻に浸る時間。特に何をするわけでもないけれど、この時間がお二人にとってかけがえのないものになっているようなそんな気がして嬉しくなりました。
Season:2024年秋
Guest:40名
Photo:HYO









