J & R

「ありがとう」と「これからも」を伝える3日間
静かな朝、MAYAにチェックインされたおふたり。
少しの緊張とたくさんの期待を胸に、結婚の日の2日間がスタートしました。
午前中は、最終の確認やお支度を進めつつ、ガーデンやお家の中での写真撮影も行い、おふたりだけの時間がゆっくりと流れていきます。
午後からは、親御様をお招きしてのご両家だけのお食事会。
挙式は、家族とは恥ずかしいからやらないと話されていましたが、ご家族のあたたかさに触れて、急遽お食事会を開催する前に、ダイニングにて小さな挙式を行うことにしました。
ご入場はお父様にエスコートをしていただき、ベールダウンをお母様にお手伝いいただきました。
思わず親御様の目には大粒の涙が浮かびました。
あたたかく見守る皆さまの拍手に迎えられてのスタートでした。
お食事会は、お父様の乾杯から始まり、和やかな雰囲気でお時間が進みました。
学生時代からのお付き合いのお二人は、お互いのご両家同士も昔からのお付き合いで、幼少期のお写真、想い出の映像など、たくさんの思い出をご家族と一緒に振り返りました。
結びにはおふたりから感謝の言葉やプレゼントも贈られ、笑顔と涙が交差するような、あたたかい会となりました。
親御様から親御様への言葉や、親御様から娘息子への言葉、家族だけだからこそ、かっこつけずにたくさん涙を流して、伝えたい思いを言葉にしている皆様の姿が目に焼き付いています。
言葉にして直接伝える大事さを感じることができました。
夜は、お庭でBBQを行い、また違った雰囲気のひとときを過ごします。
ご家族と囲む火と食卓、たくさん言葉にした後は、言葉にしなくても伝わる想いがそこにありました。
2日目は、ご友人を招いて立食パーティーを開きました。
すでに1日MAYAで過ごされたお二人はチェックインの表情とは違うご夫婦の空気が出来上がっていました。
お支度後、受付がスタートし、続々と集まるゲストの皆さま、久しぶりの再会に笑顔がこぼれ、会場がだんだんと温まっていきます。
お昼ごろにガーデンにて人前式が始まりました。
ご入場に続き、誓いの言葉、指輪の交換。
誓いの言葉は、あらかじめゲストが座られている椅子に、誓いの言葉を記載した紙を用意しておき、当たった方が誓いの言葉をお話しになります。思わず笑ってしまうようなやりとりも交えつつ、場が和やかに包まれていきました。
退場時には、ゲストからの言葉と共にフラワーシャワーが降り注ぎ、ふたりの門出にふさわしい、晴れやかな瞬間となりました。
その後は、ダイニングでのお食事会。
おふたりが大切にしたかった「皆さんとゆっくり話す時間」。
歓談を中心に構成された時間のなかで、久しぶりに顔を合わせたご友人たちと、
笑いながら思い出話を語り合う姿がとても印象的でした。
ケーキセレモニー、スピーチ、映像上映。
ひとつひとつに「特別なこと」より「ふたりらしさ」が感じられ、そこにいる全員が、まるで家族のようにあたたかく、自然に溶け込んでいました。
結びにはゲストの皆さまと一緒にひとつの作品を完成させる演出もあり、「ありがとう」「これからもよろしくね」の想いが、ひとつのカタチとして結ばれていきました。
帰り際、「また来ますね」と笑顔で手を振ってくださったその姿が、とても心に残っています。
またいつか、おふたりの笑顔にお会いできますことを、スタッフ一同心より願っております。
これから始まるお二人の家族の日がより素敵な日となりますように。
Season:2025年春
Guest:7名+38名(2日制)
Photo:佐々木章裕FOTONE






