H&M

帰る場所がまたひとつふえた結婚の日
結婚の日1日目。
お二人でチェックインをされました。
まずは荷解きをして、お二人でウェルカムグッズを置いたり、席札や引き出物を並べたり、最後の仕上げもお二人で想いを込めて行います。
お支度をしてまずはゆっくりとお二人だけで写真撮影を行いました。
そして、午後、ゲストを招いてお庭での挙式と披露宴を執り行います。
挙式はどんな進行であればお二人らしく行うことができるのかをたくさん悩んで考えた時間を思い出しました。
大きなかすみ草を飾った宣誓台にお二人が並ばれた瞬間、「結婚式はしたくない」と初めてお会いした時にお話されていた新郎さまのお顔がふと浮かび、無事にこの日を迎えられたことを心から嬉しく思いました。
「結婚式はしない。と息子に宣言をされたことがあって、まさかこの日を迎えることができると思わなかった。」と、新郎さんの入場前に思わず涙を流すお母様。最後のお支度として、新郎さんの胸元にブートニアを身につけてあげました。
お父様とお母様に背中を押されて歩み出す新郎さんの姿は、本当にかっこよくて素敵でした。
新婦さんは、ご入場にあたりお父様にエスコートをしていただき、お母様にはベールダウンのお手伝いをしていただきました。一歩一歩たいせつに歩まれる姿は美しかったです。
妹様には誓いの言葉を代表で問いかけていただき「はい。誓います。」と夫婦としての誓いを立てました。
お天気にも恵まれ、新郎新婦のお二人だけに光が差したあの場面は、私たちスタッフにとっても忘れられない景色です。
お食事会のお時間は、家族や友人を招いて20名さまで過ごされたお二人は、流しテーブル1つに全員で横並びに並んで食卓を囲みました。
歓談をメインにしたお時間は、ゲストの皆様もお二人とお話しをする時間がとにかく楽しそうで、笑い声がたくさん聞こえてくるお時間でした。
新婦の妹様からは、歌のプレゼントがありました。
ソファに新婦さんとその横にギターを持った妹さんが並んで座り、目を見ながら歌う歌は、まっすぐな素敵なメッセージがたくさん詰まっていました。
思わず涙を流す方、ご家族の皆さまも温かく見守るように過ごされていました。
いつも通りの距離感だからこそ、楽しい雰囲気に包まれていました。
お食事会を結んだ後は、新婦さんの大好物のシブーストを始め、わらび餅やティラミスなどシェフも打合せで決めた内容をご用意してデザートビッフェをゲストはもてなしました。
結婚の日2日目。
ゆっくりと起きられて、ご友人や妹様と海へお出かけになったり、お写真を楽しそうに撮られているご様子がありました。
昼食は「流しうどんがやりたい!」MAYAとしても初の試みでしたが、裏テラスに竹のコースを作り、井戸を使って流しうどんを行いました。童心に戻って賑やかな声が響きわたり、お手伝いをしていた私たちも楽しかったです。
お二人から後日MAYAは「帰りたくなる場所。」と言っていただけたのがすごく嬉しくて、これからもお二人にとってMAYAが「帰ってこられる場所」であり続けられますようMAYAファミリー一同努めてまいります。
またお会いしましょう。
Season:2025年夏
Guest:19名
Photo:佐々木章裕FOTONE



