A & S

MAYAがお二人のお家になった日
静けさの中にあたたかさがにじむ3日間
紫陽花が咲く頃に初めてお会いしたおふたり。
そのときから、おふたりの空気感にはどこか「おうちのような安心感」がありました。
声高に想いを語るわけではなく、派手な演出もない。
そんなおふたりの人柄は、まさにアットホームという言葉そのものでした。
“ふたりらしく、気を張らず、大切な人とゆっくり過ごしたい”。
そんな願いを大切にしながら、3日間をMAYAで過ごされたまるで親しい人の家を訪れたような、あたたかく優しい日々でした。
家族と囲む、準備と手巻き寿司の夜─結婚の日 1日目
チェックインは朝10時。さっそく打ち合わせを終えたおふたりは、ご家族と一緒に引き出物の準備へ。
この日届いた引き出物のひとつには、おふたりの地元の「温かい麺」。
急遽袋詰めをすることになった、慌てるハプニングもありましたが、笑いながらお母さまと一緒に袋詰めをする様子は、まるで実家の食卓前夜のようなにぎやかさでした。
夕食には、ご家族みんなで囲んだ手巻き寿司。
新郎さまの双子の弟さんとのそっくりな姿も話題になり、穏やかな笑顔が絶えない夜となりました。
まるで“自宅”で迎えるハレの日─結婚の日 2日目
結婚式当日の朝も、雰囲気はそのまま。
ご家族と一緒に朝ごはんを囲み、落ち着いたご様子でお支度に入られたおふたり。
この日は時間に余裕があったこともあり、ゆったりと撮影を楽しむことができました。
2着のドレス姿を自然体で撮影される姿にも、緊張感というより“日常の延長”のような親しみが感じられました。
挙式前、ゲストをおふたり自ら受付で迎えた場面は、とても印象的でした。
玄関から入ってくるゲストに「ようこそ」と声をかける姿は、まさに“おふたりの家で過ごす結婚式”そのもの。
アットホームな空気が、会場いっぱいに広がっていきました。
挙式では、ゲストの皆さんが少しずつ絵の具で彩った「色のキャンバス」が結婚証明書に。
仕上げにおふたりがサインを添えると、美しく仕上がった作品に「わあっ!」という歓声が上がり、心あたたまるセレモニーとなりました。
披露宴は進行を最小限に。
自由に動き回りながらゲストと写真を撮ったり、お話を楽しんだり。
静かな朝の余韻に包まれて─結婚の日 3日目
最終日の朝、スタッフがそっと裏口から入るとおふたりが窓際に並んで座り、朝の光に包まれながら外を静かに眺めていました。
まるで長い旅の終わりに「ただいま」と言いたくなるような、ほっとする光景。
最後までおふたりらしい落ち着きの中で締めくくられた3日間でした。
すべての時間に「おふたりの想い」が込められている──そんな余韻が残る朝でした。
MAYAで過ごす“ふたりのおうち時間”
おふたりが教えてくれたのは、大切なのは「自分たちらしく、大好きな人と、安心できる空間を一緒に過ごすこと」。MAYAだからこそ叶えられた、受付の迎え入れから、落ち着いた進行、ゆったりとした見送りまで、どの場面も、おふたりとゲストが自然に笑い合う、“おうち時間”のような心地よさで満ちていました。
あの朝の光のように、おふたりの日々がこれからもあたたかく優しく続いていきますように。
Season:2025年 夏
Guest:40名
Photo:白井 真斗




